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「医薬品クライシス―78兆円市場の激震 」


医薬品クライシス―78兆円市場の激震 (新潮新書)医薬品クライシス―78兆円市場の激震 (新潮新書)
(2010/01)
佐藤 健太郎

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医薬品市場、なかでも新薬開発がどのように行われているのかを中心に解説してくれる良書。著者自身が元々、医薬品製造メーカーに在籍して研究活動に従事していたため、非常に事例も豊富でわかりやすい。
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「「ゼロリスク社会」の罠 「怖い」が判断を狂わせる」


「ゼロリスク社会」の罠 「怖い」が判断を狂わせる (光文社新書)「ゼロリスク社会」の罠 「怖い」が判断を狂わせる (光文社新書)
(2012/09/14)
佐藤 健太郎

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「ゼロリスク」とか「怖い」とかの題名が少し勘違いさせるが(純粋に人がどれだけリスクを勘違いするのかに興味があれば、「リスクにあなたは騙される」って本を読めばいいと思う)、内容は化学物質等に関わる誤解や矛盾をわかりやすく説明した本。

例えば、同じ化合物であれば、天然のものであろうと人工のものであろうと同じである一方で、人は天然を好む。化合物が添加されることのリスクよりされないことのリスクのほうが高いにも関わらず、人は添加物を嫌う。こうしたことを事例つきで紹介してくれている本。

「炭素文明論 「元素の王者」が歴史を動かす」

炭素文明論 「元素の王者」が歴史を動かす (新潮選書)炭素文明論 「元素の王者」が歴史を動かす (新潮選書)
(2013/07/26)
佐藤 健太郎

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地球上で最も大切な元素、それは炭素であると著者はいう。人類の生活にとっていかに炭素/有機化合物がかかせないものか。また、ひとつひとつの化合物(デンプン、カフェイン、などなど)がどのように発見され、どのように日常生活に解けこみ、そして歴史を象ってきたのか。分かりやすく、また、知的好奇心をくすぐる形で説明してくれる。ジャレド・ダイアモンド的。化学を履修していないので、面白い。

「アメイジング・スパイダーマン」

さすがのアクション

「モダンタイムス」


モダンタイムス (Morning NOVELS)モダンタイムス (Morning NOVELS)
(2008/10/15)
伊坂 幸太郎

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なんとなく読みたくなくて、単行本発刊時から敬遠していた本であった。

理由は単純で、この作者があまり好きでないからだ。正確にいえば、読みやすくて面白いのだけれど、なんとなく気に食わないといういちゃもんに近いレベルの好き嫌いである。そして、何が気に入らないかというと、賢しらぶった表現なのである。

本書は、シンプルすぎてなかなか表現しきれないはずの問題を見事に表現している。ふたつしか輪がなく結び目もひとつしかないのに、誰も解き方がわからない。そんな知恵の輪をうまく解いているような印象だ。随所に、彼らしいミステリーのように読ませる技も見られ、また、戦闘シーンというかなんというか、ハードボイルド的な部分もある。つまり、いい本だ。でも、それが浅くなってしまうのは、美味しいワインをピンドンみたいにして飲んじゃう感じがするからであろうか。なんか、深遠そうな雰囲気をかもし出し、狙ってる感が見えちゃうのだろう。

「死神の浮力」


死神の浮力死神の浮力
(2013/07/30)
伊坂 幸太郎

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千葉シリーズ

「とっぴんぱらりの風太郎」


とっぴんぱらりの風太郎とっぴんぱらりの風太郎
(2013/09/28)
万城目 学

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本書、ひとことであらすじを述べれば、伊賀の忍者が里を追い出され、途方に暮れる小説である。題名も題材もひたすらに外してくる。それが、なぜかしっかりとしたストーリーに仕上がり、これほどの長編であっても結果として上手くまとまるのだから不思議である。テンポのよい文章に、クスっとさせる表現、キャラクターの魅力、といった点は基本的に他の作品と同様。異なる点をあげるとすれば、従来の作品よりも「まじめ」要素が強い点であろうか。特にラストではまじめになりすぎた結果、ストーリーが透けて見えるので少し残念であるが、補ってあまりあるくらい、まじめさによって読み応えが増した印象だ。

それにしても、相変わらず変な題名の小説である。「とっぴんぱらりのぷう」とは話の終わりに用いる言葉のようで、めでたしめでたし的なもののようだ。ほかの作品の題名もそうであるが、作者、とにかく「外した」面白さ、みたいなのにこだわりが強い。

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万城目学の小説は目に付く限り読破したようだが、個人的な万城目作品の好みは

風太郎=しゅららぼん>ホルモー=プリンセス・トヨトミ>鹿男>かのこちゃん

という感じか。

ホルモーやプリンセス・トヨトミは妄想の限りを表現したユニークな作風に、くすっと笑わせる表現、キャラクターの魅力が秀逸である。鹿男は、ミステリー要素が上手く組み合わさって、ホルモーからの進化を感じる一方、なんとなく浅く感じたのも事実。しゅららぼんはホルモーと鹿男のよいところが混じったような感じ。かのこちゃんは、ほのぼのできるけど、なかなか評価し難い。

「眼・術・戦 ヤット流ゲームメイクの極意」


眼・術・戦 ヤット流ゲームメイクの極意眼・術・戦 ヤット流ゲームメイクの極意
(2013/04/02)
遠藤保仁、西部謙司 他

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サッカー選手、遠藤保仁へのインタビューを元に、彼がもつサッカー観を著者が分析した本である。

読んだところでサッカーへの理解が大きく深化することはないし、ネットで手に入る遠藤という選手のイメージも概ねそのままである。
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I is Ninth

Author:I is Ninth
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