FC2ブログ

「水滸伝」


水滸伝 1 曙光の章 (集英社文庫 き 3-44)水滸伝 1 曙光の章 (集英社文庫 き 3-44)
(2006/10/18)
北方 謙三

商品詳細を見る


北方謙三バージョン水滸伝を一日一冊、読んでいます。
今、5巻まで来ております。

水滸伝とは、腐敗した国政をただすべく梁山泊に集結した英傑たちの物語です。
彼らは「志」によりつながり、民のために動く国を造りたいと考えています。
英傑たちは、国を覆し新たな命を吹き込むことで国を正そうとしているのです。

一方で、この物語には悪役として国側の登場人物が数多く存在しますが、
中には腐敗した国政をしっかりと認識し、かつ、その現状を正そうとしている者も多いのです。
彼ら悪役たちは、いつか中から正すことが出来る機が熟すまで、ひたすら力を蓄えておこうとしています。
現状の少々の不正を取り締まったところで大きな改善は見込めません。
抜本的な改革を目指すことが出来るまで、ひたすら現勢力を保つことに力を集中するのです。

両者ともに同じく、国を正そうとしている。
しかし、その時間軸と方法論が違うために、結果としては敵対することになるのですね。

思い返せば、今話題の龍馬の時代であっても、皆が皆国のことを考えて奔走し、
その方法論が違うだけで敵対し、血を流すことになったのでした。

歩み寄れない価値観の違いがどれだけ人の行動に影響力を及ぼし、対立を生みだすのか。
自分自身も振り返って、本当に自分が反論していたことは意味があったのか、考えるべきかもしれませんね。
無用な対立を生みださず、柳のように生きていたいものですね。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

I is Ninth

Author:I is Ninth
Secret makes secret secret

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
QRコード
QRコード