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「燃えよ剣」


燃えよ剣〈上〉 (新潮文庫)燃えよ剣〈上〉 (新潮文庫)
(1972/05)
司馬 遼太郎

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新撰組副長、土方歳三を描いた一作。

感銘を受ける点は二つ。

一つは、機会は作り出し、つかみ取るものだという不変の真理。

土方は田舎の一俗物にしか過ぎなかった。
京にて天皇護衛の志士を募集するという機会を掴み、
そののち策謀を持って、その志士隊を乗っ取ることで、新撰組を起こしている。

人生、機会はつかみ取らねば一生舞い降りぬものなりけり。

一つは、人生の論理の明快さ。

彼や沖田は共に人生の目的を志ではなく仲間に求め、戦いに求めた。
近藤行くところに土方、沖田も連なり、新撰組あるところに土方、沖田が参ずる。
その一生にブレはなく、論理も見事一貫している。
人生の後半において、近藤が土方を置いていく際も、彼の中の論理は崩れない。

あそこまで思い切ることが出来れば、人生、華開く以外に何もなかろう。
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